まずは前回までのあらすじを読んで下さい→誰にも読まれなくて良い記事【みゆきさん①】
もう、彼女が撮影してくれたならしょうがない。
そう思ったわたしは、彼女に撮影してもらった写真を見せてもらう事にした。
写真撮ってもらってすみません。
撮影した写真、見せてもらえますか?
わかりやしたでござんす♪
そういうと彼女は撮影したフォトアルバムを見せてくれた。
それを見た私はさらに驚愕したのである。
ウイィィーンパシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ!
あの時の音が脳裏をよぎったのである。
すると彼女はこう言った
やだ~♥みゆきばっかりでバロスwww
多分、名前はみゆきだろうという事がわかった。そしてジャイケルとわたしは感じ取った。
この人が持つオーラ、
圧倒的強キャラ感!
わたしとジャイケルはすでにこの人の圧倒的キャラ感に負けていた。
そう、負け=興味が勝ったという事なのである。
わたしはもう声をかけていた
あのー、お名前はみゆきさんって言うんですか?
おいどんの名前をフルネームで
当てた人あんたが初めてよ!
そう、おいどんの名前は
オナマエ・輪・みゆき
ん?
お名前はみゆきさん?
オナマエ・輪・みゆき
永遠の29歳です♪
よくわからないが圧倒的強キャラ感にわたしたちは彼女の事をみゆきさんと呼ぶことにした。
そして連絡先を交換したのである。
それからは何回か遊んで仲が良くなった3人。
ここでみゆきさんの本名が
オナマエ・輪・みゆきである事が分かったのである。
そしてさらに分かった事がある。みゆきさんはどんな時であろうと笑顔、何があろうと笑顔、ホラー映画をみに行った時も笑顔、全米が泣いた作品の時も笑顔、全日本人が泣いた作品の時も笑顔、タンスに足の小指をぶつけた時も笑顔、ベンチプレスで150㎏上げた時も笑顔、
僕は感じた。あれ?みゆきさん、サイコパスじゃね?
サイコパスな時のみゆきさん→5W1Hを使って相手に正確な情報を伝え、会話に興味をもってもらうテクニック |
そうこうしてさらに時が経ち、3人で仮装パーティーをしようという事になった。
土曜日の20時にゴリアパートに集合する事にした。
そして19時59分58秒、ピンポーン!家のチャイムが鳴った。
扉の前に立ち、わたしは問いかけた
「高尿酸値?」
『ししゃも!』
まずはジャイケルが来てくれた。ジャイケルの姿を見てかぶった!と思ってしまった。
鈴木その子さんリスペクトです
さよなら、テンさん
仲が良いとこうもかぶるのね。真っ白コンビの誕生なのである。
みゆきさん、遅いなぁ、とりあえずお酒でも飲みますか!
わたし達はこの格好で2キロ先のコンビニまで、徒歩で行く事にした。
今日はモテる!異常なほどモテる。女子全員と目が合う日、そんな日が来るとは思わなかった。
とおる人とおる人、全ての人がわたしたちの事を見てくるのだ。コンビニでお酒とポテチを買った時も、
女性店員の吹き出しそうなのを我慢している様な天使の笑顔がたまらなかった。お釣りは30㎝はあるであろう高さから落下して渡してきた。
ナイスキャッチ!そんな気持ちで嬉しくなった。
そんなこんなで僕とジャイケルは家に帰ると、お酒を飲みながらみゆきさんを待った。
全然来ない…
いっこうにくる気配がない…
連絡をしても返ってこない…
みゆきさん?…
日も変わり、午前1時を過ぎた頃だった。
カーン!カーン!カーン!カーン!
北の山の方から聞こえる大きな金属音
ブレアウィッチプロジェクト好きなわたしたちはすぐさまビデオカメラを手に持ち山へ向かうのであった
次回「怨」
※この物語はフィクションであり、ゴリラ系おじさんがふざけて書いているだけです。読まないで下さい。
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